研究課題
基盤研究(C)
微粒子(ここでは0.1μmレベルから数μmレベルのサイズを対象としている)を分離する方法として,温度差のみで発生する熱泳動現象を活用する手法は従来から知られているが,その分離効率を飛躍的に向上させるために微細な分離セルを多数連結したネットワーク流路を組み合わせてこれまでにない新しい微粒子分離技術を確立したい.さらにこの技術はバクテリアやウイルスの分離等にも広く応用できるため,その可能性の基礎検証も実施したい.以上