研究課題
基盤研究(C)
おもりの加減速等による慣性力で歩行をアシストする慣性アシストと呼ぶ手法を発展させて外乱が入った場合の転倒回避をめざす。転倒回避には連続的な力でなく瞬時の大きな力が必要である。そこで衝突現象を利用したインパクト型アシスト装置の実現を試みる。高速回転物にエネルギーを蓄えて他の高速回転物に瞬時結合させて軸方向の急激な変化で強大なジャイロモーメントを得る手法を探求する。また、これは跳躍などの瞬時の動作にも有効であることから人間の歩行にも適用し、転倒回避のほか跳躍を含んだ大きな運動量変化を実現する制御も試みる。