情報機器からの電磁情報漏えいの電磁環境工学的アプローチによる抑制技術

• 研究課題/領域番号: 24K07427
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分21010:電力工学関連
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 曽根 秀昭 東北大学, データシナジー創生機構, 特任教授 (40134019)
• 研究分担者: 林 優一 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (60551918)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: 電磁情報セキュリティ / 環境電磁工学 / 情報通信システム / 電子デバイス・機器

研究開始時の研究の概要

暗号処理機器など、情報機器からの電磁的情報漏えいの抑制を目的として、電磁環境工学におけるシグナルインテグリティの考え方をとりいれた新しいアプローチの開発に取り組む。情報漏えいをもたらす電磁放射に対して電磁シールドなどが広く適用されているが、電磁放射を発生させるミクロな機構を解析することにより発生源に迫って、効果的な抑制技術を得る研究課題である。具体的には（１）情報処理モジュール（あるいはチップ）内の信号伝達特性に迫ることにより良好な信号伝達経路を阻止することと、（２）情報処理機器間の接続ケーブル等に劣化が生じることにより増加するコモンモード電流を阻止することである。