研究課題
基盤研究(C)
低炭素化社会を実現する上で、電気エネルギーを高効率で利用可能な高温超伝導機器の逸早い実用化が望まれているが、そのためには高性能な高温超伝導線材の開発が必要不可欠である。本研究では、実用化を目指した最新の低損失高温超伝導線材の交流損失特性を高感度で精度よく測定・評価できるシステムを開発し、高性能線材の開発に資することを目的とする。そのために本研究では、測定・評価システムを構成する外部磁界印加用マグネットの作製方法や信号検出コイル対の形状及びデータ収集・処理部の最適化を行うことで、測定システムの高感度化の達成を図る。