研究課題
基盤研究(C)
本課題研究では,ACモータ制御法における現在の標準的制御系を凌駕し得るトルク微分値操作型制御の特量を活かし,実用化に向けた評価を念頭に置いた研究開発を行う。すなわち,本手法の有用性を示すことが主たる研究方針であり,その問題設定として①二重三相モータ,②オープン巻線モータ,③1インバータ2モータの並列運転への適用を図る。これにより,①②モータ制御の高性能とロバスト化,③低コスト化と安定駆動を取り上げ,本手法がこれらの技術的課題を解決する包括的手法となり得ることを示すものである。