研究課題
基盤研究(C)
近年、防災用各種センサ等の装置類や無線基地局への光ファイバ給電の研究が盛んになっている。光ファイバ給電による10 W以上の電力供給には、数十~百Wを超える光パワーの伝送が必要であるが、その場合、ファイバヒューズと呼ばれる燃焼破壊現象の発生が危惧される。本研究では、単一モードファイバよりファイバヒューズ耐性が高いと考えられる石英系マルチモードファイバ(MMF)に着目し、パルス光を用いたファイバヒューズ抑圧技術をMMFに応用し、ファイバヒューズ抑圧状態でMMFにおいて百Wを超える光パワー伝送の実現を目指す。