研究課題
基盤研究(C)
IoTのさらなる発展に寄与するために,小形アンテナの物体近接による性能低下を軽減する汎用的な設計手法について研究する.IoT機器の小型化のためにはアンテナの大きさを小さくする必要がある.しかし,アンテナを小型化すると性能が著しく低下し,物体の影響を受けやすいため対策が必要である.本研究では,小形アンテナの使用周波数帯幅を主なターゲットとして設計方針を提案する.帯域幅を拡大する設計方針が近接物体が与える影響を低減する手法として,広範囲に有効であることを3年間かけて明らかにする.