研究課題
基盤研究(C)
本研究は、アルコールセンシングを目的とした多波長型色素ドープ膨潤性プラスチック光ファイバセンサの開発に関するものである。アルコールの存在によって膨潤し屈折率が変化するノボラック樹脂をクラッド材料として使用し、色素の添加と複数波長の光を用いることでセンサの感度を向上させる。この技術は、呼気中アルコール濃度や作業環境内のイソプロピルアルコール濃度の簡便かつ高感度な検出を可能にすることを目指す。本研究により、安価で効率的なアルコールセンシング手法の実現が期待される。