研究課題
基盤研究(C)
均一なベクトルポテンシャルの時間変化で生じる電界は、対象物の材質に影響されずに対象物の奥深くで発生させることができる。磁束のように渦電流による減衰はなく、電位勾配のように導体で遮蔽されることもない。この特性を活かして生体組織の検査や刺激・治療に向けた医療用途のベクトルポテンシャルコイルを金属粉体3Dプリンターと銅メッキにより製作する。ベクトルポテンシャルを利用した初めての医療機器を設計・試作し、その特性を評価する。