研究課題
基盤研究(C)
超音波により生じる気泡は半導体基板や医療器具等の最終洗浄に利用されているが、気泡の膨張収縮時に生じる衝撃波によるエロージョンが課題である。そこで、本研究では気泡の膨張収縮時に発生する音響信号を気泡の運動状態の評価に応用することを目指している。気泡の音響信号である分調波と超高調波に注目し、両者が気泡のどの運動状態を反映した量であるかを明らかにすることにより、気泡の運動状態を簡易且つ定量的に計測する新しい技術を確立する。