研究課題
基盤研究(C)
研究目的の達成に向けて,2024年度に連成振動系実験装置の設計・製作とモデル化を実施し,本研究に適した実験装置・研究環境を整備し,効果的かつ効率的な研究推進を図る。一方,提案するデータ駆動型FF制御手法の開発については,2024年度に最重要研究課題となる連成振動の制振を実現するFF補償器構成・パラメータ構造の解明する。そして,続く2025年度には制御性能と最適化計算効率を両立するパラメータ最適化問題の定式化方法を確立する。最終年度の2026年度には,応答予測精度の改善手法と組み合わせて提案手法の性能を最大化し,最後に提案手法の有効性をモデルベース制御手法と比較しながら実証する。