研究課題
基盤研究(C)
問題の複雑さに対して問題を解くために必要な計算量が少ないという確率的アプローチの特徴は、ロバスト性の解析のみならず、スケーラビリティが要求される大規模システムの解析や設計への展開が期待できる。本研究課題では、確率的アプローチに関するこれまでの研究成果とマルチエージェント系の制御理論を融合させ、現代の高度にネットワーク化された大規模システムの制御における基本的課題であるスケーラビリティとロバスト性の両立を実現可能な分散協調制御の研究に取り組む。