研究課題
基盤研究(C)
機械装置の保守点検では,検査の質が保守の頻度や点検者の熟練度等に依存するという問題がある.少子高齢化により今後ますます人手不足になる中,質の確保が難しくなっていくことが予想され,保守点検の自動化が課題である.そこで本研究では,制御系の観測データから故障の予兆を検知するために,ロバスト性能余裕という指標を提案し,機械学習による異常検知手法と組み合わせて,血液検査のような感覚で制御対象の健康診断が半自動的に行えるようにすることを目指す.