研究課題
基盤研究(C)
次世代移動通信システム(ポスト5G・6G)における100 GHz以上の高周波帯通信では、回路基板にフッ素樹脂をはじめとする低誘電体材料の使用が想定されるが、これらの材料は表面接着性に乏しく、導体回路や表面実装部品との高強度接合に課題を抱えている。本研究ではこの課題解決を目的とし、化学溶液法と紫外光照射を用いた無機膜形成技術において、基板界面で進行する光化学反応を微細構造分析と計算機シミュレーションにより解明し、難接着性材料へ強固な無機金属膜を直接パターン形成する3Dエレクトロニクス技術開発を目指す。