研究課題
基盤研究(C)
持続発展可能な大容量光通信ネットワークの構築に向けて、モード分割多重伝送技術の導入が期待されている。本研究では、システム集積性を特長とするシリコンフォトニクスを技術基盤とした『多モード光ファイバ結合用のオンチップ多モード光送受信システム』を開発する。具体的には、申請者らが開発してきた「三次元湾曲導波路技術」を多モード励起アンテナに応用することで、波長制約の大きい従来の回折格子型アンテナを凌駕する、超広帯域な多モード光送受信システムを実現する。さらに、多種多様な光ファイバが混在する将来のヘテロジーニアス空間多重ネットワークの実現に向けて、各種ファイバ間の『中継システム』を開発する。