研究課題
基盤研究(C)
本研究は、「記憶駆動型」の新しい脳型ハードウエア:CMM-NN(Cascaded Memory Mapped Neural Network) のLSI実現を目指すものである。前段のメモリからの読み出しデータ(またはその一部)をそのまま次段のアドレス入力として与えるLUT(Look-Up-Table)-Cascade方式を拡張・改造した汎用メモリの4段構成で、メモリの多段連続アクセスだけで、特定のシナプスと関連するニューロン情報を連続的に抽出・更新し、重み演算と活性化演算を行う。これを単純に繰り返すことで、前方検索(推論)を単モリチップ内で実現する。