FRP接着補強効果への外的環境要因の影響と新たな補強材料の創出に関する研究

• 研究課題/領域番号: 24K07628
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分22010:土木材料、施工および建設マネジメント関連
• 研究機関: 名城大学
• 研究代表者: 岩下 健太郎 名城大学, 理工学部, 教授 (30544738)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: FRP補強材 / バサルト繊維補強材 / コンクリート / 劣化 / 高耐久材料

研究開始時の研究の概要

RC構造物にFRPを接着する補強技術に関する研究は数多く行われ，広く実用化されているが，環境温度等，外的要因が及ぼす影響や，複合的な影響，さらには実構造物で想定される事前補修の影響に関する検証は十分ではない。本研究では，これまでのFRPの引張試験や接着界面の付着試験で得た知見を応用することで，FRP接着補強RC構造物の耐荷力に及ぼす高環境温度や事前の純水への浸漬，塩化ナトリウム水溶液への浸漬の影響，そして事前補修の影響を明らかにする。また，高温度耐久性や耐腐食性に優れるフライアッシュセメントモルタル等，混和材混入モルタルとバサルト繊維補強材を組合わせた新たな補強材の創出を目指す。