マトリクス応力に基づいたセメント安定処理土の強度変形特性の新しい評価法の確立

• 研究課題/領域番号: 24K07658
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分22030:地盤工学関連
• 研究機関: 島根大学
• 研究代表者: 志比 利秀 島根大学, 学術研究院環境システム科学系, 助教 (60311792)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
• キーワード: セメント安定処理土 / 圧力下養生 / 強度変形特性 / 残留応力

研究開始時の研究の概要

上載圧下で養生したセメント安定処理土供試体に対して強度試験を実施し、その強度変形特性を調査する。含水比の違いの影響を排除した無載荷のセメント安定処理土を作製し、養生中の上載荷重がセメント安定処理土の強度変形特性に及ぼす影響を明らかにする。
また、載荷および無載荷の下で透明樹脂をマトリクスとする試料を作製して光弾性試験を行い、載荷の有無が光弾性特性に及ぼす影響を評価する。その結果からマトリクス部分の残留応力の分布を調査する。さらに載荷応力と残留応力との関係を解明する。
最終的に、上載圧下で養生したセメント安定処理土の強度変形特性を包括的に予測できる評価法を確立する。