放棄農地などの潜在的グリーンインフラ資源を活用した流域環境治水の方法論の開発

• 研究課題/領域番号: 24K07727
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分22060:土木環境システム関連
• 研究機関: 鳥取大学
• 研究代表者: 宮本 善和 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (50904489)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 耕作放棄地 / 流域治水 / グリーンインフラ / ネイチャーポジティブ / 遊水池

研究開始時の研究の概要

気候変動の影響を受けて治水施設の能力を超える豪雨災害が頻発しており，河川対策に加えて流域全体で治水を行う流域治水の推進が必要となっている．そのためには，流域のあらゆるグリーンインフラ資源を探り出し，その潜在的な治水機能を発現させる研究開発が急務である．そこで，本研究では，流域の中山間地の潜在的グリーンインフラ資源として，増加傾向にある放棄農地などに着目し，調整池や遊水地などとして貯留／遊水機能の付加，浸透能の回復等でその潜在的な治水機能を発現させるともに，その自然復元・再生による生態環境の向上を企業等のステークホルダーの参画で共創的に行う流域環境治水の工学技術的，社会技術的方法論を開発する．