硫酸還元型排水処理におけるクオラムセンシング機構の解析と処理性能向上の条件整理

• 研究課題/領域番号: 24K07728
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分22060:土木環境システム関連
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 橋口 亜由未 岡山大学, 環境生命自然科学学域, 助教 (00805195)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 硫酸還元菌 / 有機性排水処理 / クオラムセンシング / オートインデューサー / アシル化ホモセリンラクトン

研究開始時の研究の概要

本研究で対象としている硫酸還元菌（SRB）は非常に高い有機性排水処理能力を有する嫌気性微生物で有機性排水処理に有望であり，アシル化ホモセリンラクトンの添加でCOD除去率やグラニュールの形成促進が起こることがわかってきたが，そのメカニズムについては詳細が明らかになっていない。そこで，本研究では，菌叢解析，遺伝子の発現の解析，EPS中の成分解析などによりクオラムセンシングによる硫酸還元型排水処理能力向上のメカニズムを明らかにすることにより，クオラムセンシングによる硫酸還元型排水処理能力向上ためのの最適な条件を選定する。