研究課題
基盤研究(C)
初期強度発現を改善した混合セメントコンクリートのスケーリングを含む凍害劣化の発生メカニズムを明らかにするとともに凍害劣化予測モデルの構築を行うことを目的とする。特にプロトンNMR測定及び低温示差走査型熱量計を用いて凍結融解過程におけるコンクリート細孔内水分の状態変化を定量化し、細孔内水の凍結融解作用時のセメント硬化体の膨張・収縮量を予測し、これに基づきコンクリートの凍結融解劣化予測モデルを構築する。