機械学習と流動解析を援用した高流動コンクリートの充填解析システムの開発

• 研究課題/領域番号: 24K07751
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分23010:建築構造および材料関連
• 研究機関: 琉球大学
• 研究代表者: 山田 義智 琉球大学, 工学部, 教授 (80220416)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 建築構造・材料 / 高流動コンクリート / レオロジー / 機械学習 / 流動解析

研究開始時の研究の概要

本研究は，高流動コンクリートの合理的な調合設計や施工を可能にするため，従来の技術者の経験則に基づく定性的な施工性評価を，機械学習の予測とレオロジー定数に基づき定量的で物理的な評価にする。さらに，高流動コンクリートの各種実測値とレオロジー定数を用いてV&Vを検証した信頼性の高い解析手法を確立し，チキソトロピー性や振動下のレオロジー定数変化を評価して間隙通過性を考慮した高流動コンクリートの充填解析法を開発する。
本研究の成果は，高流動コンクリートの調合設計の性能設計への展開や合理的な施工に資する技術になりうる。