研究課題
基盤研究(C)
本研究では、執務者の生理状態や疲労度などを把握して場所選択行動を促すiABW(Inspiring Activity-BasedWorking)オフィスとそれを実現するシステムの開発を行う。iABWオフィスでは執務者の疲労度等を事前に検知してワーキングスペースの積極的な活用を促し、執務者の身体的な健康状態を維持すると同時に知的生産性を持続させることを意図する。そこで本研究では、被験者実験に基づいて場所選択行動を促すための判断基準を設定し、フィールドテストによってその妥当性と有効性を確認する。また、執務者の場所選択行動に応じて空調制御を行うことによる空調エネルギーの削減可能性について検討する。