研究課題
基盤研究(C)
地下街のような類似景観街路は迷いやすさや地点ごとの特徴のなさと隣合せの性質を持つ。視覚的な特徴だけでなく、におい目印(鼻印と呼称)を街路に取り込めば、視覚障碍者のみならずすべての人のユニバーサルデザインとしてのわかりやすい街路としての特徴と魅力ある屋内街路形成につながる。本研究は、将来的な鼻印の活用ガイド的基礎資料を整備することを目標に、鼻印としてにおいに求められる要素の吟味と地点に鼻印があることによる手法開発も含めた効果測定を目的に各種のにおい評価実験と、有用性の検証のための歩行・記憶実験を行う。