研究課題
基盤研究(C)
2020年以降も、各地での戦争や地震等の災害、気候変動に起因する水害など、大きく破壊された都市・地域の再建とレジリエンスの構築は、世界共通の都市・地域課題として、依然として大きな存在である。その中で、第二次大戦後を起点とした現代都市の歴史的文脈と固有性の解読を踏まえ、将来にわたる求心力とレジリエンスを保持し続ける都市中心の空間像と役割を見いだすことが本研究の主旨である。本研究においては、都市空間の変容や整備過程だけでなく、人・組織の諸活動と場所の派生を基盤とし、都市の求心力を支える文化的土壌である「地域創造圏」の形成と確立を意識し、研究を進める。