研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、都市縮退期における用水路と周辺の緑地群を活かした水と緑に富む都市構造モデルを提示することである。2024年度は都市構造と用水路との間に1000年以上の繋がりがあるグラナダ(スペイン)、バレンシア(スペイン)への現地調査・専門化へのヒアリング調査を行う。日本では長野市で用水路と都市の変遷を地図に示し、密接な関連があるエリアを特定する。2017年度と2018年度には、長野市とバレンシアでのワークショップや実験を通じて、水と緑に富む都市構造モデルを構築する。また先進事例であるチューリッヒでの現地調査も行う。最終年度には、バレンシアでの専門家交流会を通じて、研究成果を国際的に発信する。