研究課題
基盤研究(C)
CubeSatなどの超小型衛星の需要が高まると共に、ミッション自由度向上のための超小型推進機の開発も要求されている。高い燃費性能を持つプラズマを利用した電気推進は、超小型衛星用として適していると期待されるが、狭領域となるプラズマ現象の理解と推進性能との関係については未だ課題がある。特に、中性粒子が強くプラズマ現象に影響を与えていることが明らかになってきている。本研究では、光学的・物理的手法を含む狭領域の希薄中性流体計測手法を開発し、超小型推進機のプラズマ現象と中性粒子の関係の解明と、中性粒子分布制御による性能向上の指針を得ることを目指す研究である。