研究課題
基盤研究(C)
犯罪現場で発見されることが多く、可視化検出することが困難な、時間が経って劣化した状態の指紋や2つ以上が重なった状態の指紋の可視化を行う。本研究では、アクティブに紫外線を照射させて、劣化を加速させることで、古い指紋の可視化や重なった指紋の分離を行っていく。はじめに、疑似太陽光源などにより紫外線を照射し、加速劣化させた指紋の蛍光スペクトル及び蛍光寿命を測定する。測定した条件をもとに、加速劣化による時間が経過した指紋の可視化や加速劣化させた重複指紋の分離を行う。また時間分解ハイパースペクトルイメージングシステムを構築し、本システムによる測定も行う。