研究課題/領域番号 |
24K07999
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
渡部 直喜 新潟大学, 災害・復興科学研究所, 准教授 (60282977)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 地すべり / 高塩分濃度地下水 / CSMT法電磁探査 / 異常高圧貯留層 / 水文地質構造 |
研究開始時の研究の概要 |
東北~北陸地方の新第三紀海成泥岩の分布域は、地すべりの多発地帯として広く知られている。これまで、地すべりに関係する地質・土質の要因では、固結度の低い泥質軟岩のせん断強度、さらには風化の進行による強度低下が特に注目されてきた。一方、間隙水の塩分濃度の低下による泥質軟岩のせん断強度の著しい低下も報告されている。本研究は最近発生した泥質軟岩地域の地すべりを研究対象として、間隙水の淡水化と地すべり発生の関係を解明する。さらに、地下数10~100 m付近に定置する塩水/淡水境界が淡水の深所への浸透を阻害し、斜面浅層の間隙水の淡水化を促進することで、地すべりの発生に関与する機構についても検討する。
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