研究課題
基盤研究(C)
リチウム系の錯体水素化物と酸化物セラミックスを複合化すると、リチウムイオン伝導度が向上することが分かっており、これは水素化物と酸化物間の界面効果によるものであると考えられている。しかし、その界面の構造は明らかになっていない。本研究では、リチウムボロハイドライド(LiBH4)と酸化物セラミックスの界面構造を電子顕微鏡を用いて解明すること、錯体水素化物と酸化物、窒化物セラミックスの界面を利用した高速多価イオン伝導材料を創製することを目的とする。