研究課題
基盤研究(C)
本研究では、液晶材料の新産業分野創出の可能性を追求するために、印加交流電場の周波数変化を駆動力(二周波駆動方式)とした液晶材料の配向制御を実現化し、円偏光発光材料への応用を視野に入れている。下記の具体的な研究項目に従い、精密に構造制御された新規発光性材料を創出する。① 二周波駆動性キラルネマチック液晶の分子設計および誘電率異方性の評価② 印加交流電場の周波数変化によるらせんピッチの精密制御③ 交流電場印加(選択反射波長の固定)と紫外線照射(架橋反応)の同時操作による発光性高分子液晶フィルムの作製と発光特性の評価