研究課題
基盤研究(C)
本研究はダイヤモンドを超える超高硬度な窒化炭素を実現するために、窒化炭素の構成元素である炭素と窒素の化学結合の制御の確立を目指す。炭素と窒素の化学結合は複雑であり、窒化炭素に含まれる窒素量が低いという問題があるが、研究代表者は高密度プラズマによって窒素量を増加させた窒化炭素膜を得ている。本研究によって窒素量の増加に寄与する前駆体を明らかにすることで高窒素化を進め、さらに窒化炭素の生成する活性粒子量を調整することで化学結合を制御し、高窒素かつ高硬度な窒化炭素を創製する。