研究課題
基盤研究(C)
TiNi系合金は、巨大な潜熱を伴う熱弾性型マルテンサイト変態を生じる。この潜熱を応力により任意のタイミングで取り出すことができれば、アクティブに動作する蓄熱材料への適用が可能となる。そのためには、マルテンサイト変態と逆変態のヒステリシスが大きいことが必須である。そこで本研究では、TiNi系合金のマルテンサイト変態の潜熱を減少させることなく、ヒステリシスをコントロールし、アクティブ動作する蓄熱材料の開発を目指す。