研究課題/領域番号 |
24K08189
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分28020:ナノ構造物理関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
鍜治 怜奈 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (40640751)
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研究分担者 |
足立 智 北海道大学, 工学研究院, 教授 (10221722)
小田島 聡 北海道大学, 工学研究院, 特任教授 (20518451)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 核スピン分極 / 四極子効果 / 相関時間 / 量子ドット |
研究開始時の研究の概要 |
半導体量子ドットは量子情報における演算・メモリ・通信の全てに対して有望なプラットフォームであるが,局在電子と格子核スピン集団の相互作用が強まるため,量子状態の制御性やメモリ機能の向上には,電子・核スピン結合系の複雑な物理の解明が必要である.標的とするスピン結合系の鍵は電子・核スピン相関時間と核四極子相互作用であるが,本研究では2つの新現象(核偏極の第 3安定状態の発見と面内核偏極の形成)を手がかりとして,キーパラメータの制御を目指す.本研究の成果はスピン結合系での物理解明のみならず,多重安定状態を利用した新規スピンメモリやローノイズ量子ビットの開発,核偏極の3次元制御など,幅広い応用に繋がる.
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