第一原理計算による高エントロピー高性能熱電材料の設計指針構築

• 研究課題/領域番号: 24K08231
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分29010:応用物性関連
• 研究機関: 島根大学
• 研究代表者: 臼井 秀知 島根大学, 学術研究院理工学系, 助教 (10722902)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 熱電効果 / 第一原理計算

研究開始時の研究の概要

温度差を用いて発電ができる熱電効果は，省エネルギーの観点から注目を集めている現象である。熱が伝わりにくい材料が熱電効果に適しているが，一つのサイトに多数の元素が存在する高エントロピー型化合物はその条件を満たす。しかしながら，高エントロピー型化合物の設計自由度は非常に高いため，良い熱電材料となる条件はわかっていない。本研究では，最適な高エントロピー型化合物の条件を電子状態の観点から理論的に探索する。