研究課題
基盤研究(C)
この研究は、ダイヤモンドの非線形光学材料としての可能性に着目し、時間幅がフェムト秒(1兆分の1秒以下)クラスのパルスレーザー光を使って光の周波数を2倍に(波長を半分に)変換(第2高調波の発生)を試み、これを、テラヘルツ領域を含む超広帯域の赤外電場の検出に応用するものである。特に、メタ表面という2次元の周期的な構造を基板上に作製することで、位相整合の制約を受けない反射配置での高効率の波長変換の実現を目指す。その作製には、半導体シリコンのプロセス技術を応用する。