研究課題
基盤研究(C)
本研究では、非平衡開放系において積層欠陥四面体がボイドに形態変化するメカニズムについて明らかにすることを目的としているが、本研究期間において明らかにしたいことは、(1) 積層欠陥四面体がボイドにその形態を変化させる臨界サイズとそれを支配する因子、(2) 積層欠陥四面体がボイドにその形態を変化させるダイナミクス、の2点である。分子動力学、モンテカルロシ法、反応速度論をもとに、積層欠陥エネルギー、空孔濃度、照射温度等の条件を種々に変えた系統的なシミュレーション研究を実施することで、上記解明に取り組む。