光化学系IIチロシン残基の酸化還元電位計測に基づく水分解反応機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K08351
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分32010:基礎物理化学関連
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 加藤 祐樹 名古屋大学, 理学研究科, 講師 (10376634)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 光合成 / 電子伝達 / 酸素発生 / 酸化還元電位

研究開始時の研究の概要

本研究課題では、光合成反応における水分解・酸素発生反応メカニズムの解明を目的に、水分解と密接に関わるチロシン残基の酸化還元電位Emの実測に取り組む。果たして光化学系IIはどれくらいの酸化力で水を分解して電子を獲得しているのか？という学術的な「問い」に答えるべく、応募者が研鑽してきた分光電気化学測定により、チロシン残基のEmを実測し、高い効率で進む天然の水分解を支える電子伝達反応の学理を物理化学的観点から解明する。