研究課題
基盤研究(C)
磁気キラルナノ構造は、可視域の無偏光に対して非相反光学効果を示すメタマテリアルとして期待される。しかし、磁性材料とキラリティを三次元的にナノスケールで組み合わせるという作製難度の高さに起因した材料や作製法の制限が、可視域における非相反光学効果の観測を困難にしている。申請者は、光アンテナ効果を示すプラズモニック金属と磁性体から成る磁気キラルナノ複合体を、円偏光によるキラル形状化法を用いて簡便に作製し、非相反光学効果を観測する。