研究課題
基盤研究(C)
有機分子にフッ素原子を導入すると薬理活性が劇的に向上することが知られている。しかし、これまでに開発された触媒的不斉フッ素化反応は、基質一般性や官能基許容性が低く、脱フッ素化が併発するなどの課題が残されており創薬研究への応用は進んでいない。そこで本研究では有機分子触媒による生体分子の不斉フッ素化反応を開発し、フッ素化生体分子の創薬シーズとしての可能性を開拓する。