官能基の還元電位差を利用した選択的炭素ー炭素結合形成反応開発と新材料合成への展開

• 研究課題/領域番号: 24K08425
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分33020:有機合成化学関連
• 研究機関: 長岡技術科学大学
• 研究代表者: 前川 博史 長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (70283041)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: マグネシウム / 電子移動 / 炭素ー炭素結合形成 / 還元電位差

研究開始時の研究の概要

本研究では，金属ナトリウムに次ぐ高い還元力を有し，環境負荷が小さく，安価な典型金属であるマグネシウムを電子移動剤として用い，遷移金属元素による反応と一線を画した炭素－炭素結合形成反応とその応用開発を行う。特に，これまでの研究で得たマグネシウム還元条件下での反応の特性と物質の挙動に関する知識を効果的に活用し，物質や官能基の還元電位の違いを利用して，他の手法と差別化を図りながら，これまでにない組み合わせの反応を開発するとともに，新たな機能性材料創出に挑む。