研究課題
基盤研究(C)
ナノ多孔質金は、スポンジ構造を持つ比表面積の大きなナノ材料である。本研究では、本材料を不均一系光触媒として有機合成に活用するために検討を行う。特に、アルコールの水酸基は脱離能が低いために求電子剤として活用することは困難であるが、ナノ多孔質金材料はこれまでの研究からアルコールを特異的に活性化できる可能性があり、本研究においてアルコールをアルキル化剤として用いた直接置換反応について検討を行う。