研究課題
基盤研究(C)
複数の極性官能基をもつ有機分子の任意の位置にヒドロキシメチル基を直接的に導入することができれば、医薬品農薬や機能材料が容易になる。本研究では、有機ホウ素化合物からホルムアルデヒド(ホルマリン)選択的反応性をもつカルボアニオン種を触媒的に発生させることのできるパラジウム錯体を設計することで、有機ホウ素化合物の位置および立体選択的なヒドロキシメチル基導入(ヒドロキシメチル化)反応の開発を目指す。