研究課題/領域番号 |
24K08452
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34010:無機・錯体化学関連
|
研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
石井 洋一 中央大学, 理工学部, 教授 (40193263)
|
研究分担者 |
岩本 貴寛 京都工芸繊維大学, 分子化学系, 助教 (50735355)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | δ炭素脱離反応 / 炭素-炭素結合活性化 / 環拡張反応 / カリックスアレーン / イリジウム錯体 |
研究開始時の研究の概要 |
有機遷移金属錯体上でのβ炭素脱離はC-C結合活性化の方法として注目されるが、ほとんどがアルキル錯体やアルコキソ錯体からの脱離である。一方、本研究の予備検討において、ある種の5員環イリダサイクルからα炭素脱離とδ炭素脱離を組み合わせた新形式の炭素脱離反応を含む反応が見出された。本研究ではこれを端緒として、新たな炭素脱離型の反応としてδ炭素脱離、あるいはα/δ炭素脱離の併用に基づくC-C結合活性化の手法を確立することを目指す。また、本反応を利用することでホスト分子として価値の高いカリックス[4]アレーンの環拡張反応を開発し、δ炭素脱離反応の有用性を実証することも行うこととする。
|