高強度細繊維組紐を内蔵した新規分離・抽出デバイス

• 研究課題/領域番号: 24K08479
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分34020:分析化学関連
• 研究機関: 豊橋技術科学大学
• 研究代表者: 齊戸 美弘 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00303701)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 組紐 / 合成細繊維 / 分離媒体 / 抽出媒体

研究開始時の研究の概要

本研究では、耐熱性および耐薬品性を有する複数の合成細繊維の束を細管内部に組紐状に配置した、小型試料前処理用の抽出媒体ならびにクロマトグラフィー分離固定相を開発する。それぞれ数百本の細繊維から形成される細繊維束を組紐状に編み上げる。その際、組紐内部に空洞部分を形成することが可能であり、この空洞部分に他の各種繊維状素材あるいは導電性ワイヤーを導入できる。組紐の構成要素として高強度の合成細繊維束を使うことにより、抽出性能に優れたマイクロスケール試料前処理媒体・分離媒体が開発できる。