光蓄電型太陽電池に適合する広帯域光吸収ナノ材料の創出と動作原理の解明

• 研究課題/領域番号: 24K08492
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分34030:グリーンサステイナブルケミストリーおよび環境化学関連
• 研究機関: 岐阜大学
• 研究代表者: 萬関 一広 岐阜大学, 工学部, 准教授 (30379135)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 太陽電池 / 半導体ナノ粒子 / 蓄電

研究開始時の研究の概要

太陽光エネルギー変換・貯蔵機能を併せ持つ光蓄電型素子の開発を進める。重要課題のひとつは機能の中核を担う酸化物半導体材料群の開拓である。低分子の金属クラスターを原料とする独自の化学合成プロセス（ナノ粒子への構造変換）を利用して、シングルナノメートルスケールでの微細構造の制御および光・電子物性のチューニングを試みる。また、太陽電池に組み込み、ソーラーシミュレータによる擬似太陽光の照射で誘起され生じる発電―蓄電の協調作用の仕組みについて明らかにする。素子の材料種および異種材料層間の構造を最適化する。