研究課題
基盤研究(C)
本研究は、多核錯体構造をもつ共有結合構造体(COF)触媒を合成し、二酸化炭素の還元により高選択的にエタノールを製造することが目標である。これまでにもCOFは二酸化炭素の還元触媒として研究されてきたが、単核錯体構造をベースとしていたため、高選択的ではあるが一酸化炭素が得られていた。本研究では多核錯体構造をもつ新概念のCOFを設計し、経済性の見込めるエタノールを高選択的かつ高効率に合成することを目指す。