研究課題
基盤研究(C)
沖縄県で採取されたラン藻 Okeania hirsuta から、中分子薬への展開が期待される環状ペプチド化合物と骨芽細胞分化活性を有するリポペプチド化合物を単離し、分光分析を用いて、両ペプチド性化合物の構造を明らかとする。構成アミノ酸の立体配置は、誘導体の分析により決定する。分子内に含まれる異常アミノ酸に関しては、合成的手法も用いて決定する。また、インフルエンザワクチンに対する経口アジュバンド活性を有する不飽和脂肪酸の酸化生成物であるトリヒドロキシ脂肪酸を単離する。ヒドロキシ炭素の絶対立体配置の決定を行いアジュバンド活性を明らかとする。