研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ユビキチン化タンパク質や糖タンパク質などの修飾タンパク質プローブを簡便に合成するために、我々が見出した分子内のセレンによるセレナゾリジンの自発的な脱保護反応を利用して、連続ペプチド連結反応を開発する。まず、40アミノ酸残基からなるレクチンPhoSLと76アミノ酸残基からなるユビキチンをターゲットとして、3ペプチドセグメントのペプチド主鎖での連続ペプチド連結反応を開発する。次に、ユビキチン化タンパク質をターゲットとして、δ-セレノリシンとシステインを介したリシン側鎖とペプチド主鎖での位置選択的な連続ペプチド連結反応を開発する。