研究課題
基盤研究(C)
核酸の高次構造であるグアニン四重鎖構造(G4)は転写、複製、ゲノム安定性、エピジェネティック制御などの重要なゲノム機能への関与や腫瘍生物学との関連もあり疾患の治療標的としても期待されている。本研究では、正常マウスを用いて、免疫組織化学法および免疫電子顕微鏡法による精子細胞のG4局在および発現動態解析を行うと共に、G4安定化小分子投与によるモデルマウスを作製し、G4発現とその制御因子を決定することで、精子形成中の精子細胞にG4が発現する分子機構を解明する。